こんにちはShigeoです。
さて、今回のブログはクラッキでのカラーについてお話させてもらいます。各サロン様で色々な考え方があるとは思いますがクラッキではいかにダメージレスでキレイなカラーができるかを考えています。少し長くなるかもしれませんができるだけわかりやすく説明したいのでご了承ください。あと、手書きの図が見にくいかもしれませんがそこは勘弁してください(苦笑)。
まず、図1を見ていただきたいのですが以前にカラーをして根元から黒い部分が出てきた時(俗に言うプリン状態です)、ホームカラーなどでカラーリングした場合です。
髪の毛は大きく分けて根元、中間、毛先と分けられそれぞれ状態が違います。それは、カラーやパーマの回数や紫外線、熱によるダメージ等、様々な要因でもっと細かく分けられる事もありますがわかりやすく説明しやすいように3つに分けさせてもらいます。
それぞれ、条件、状態が違う部分に同じ薬を使っても図1の右側のように同じ結果にはなりません。
では、どうするかという話ですが、簡単に言うとそれぞれの状態に合った薬を塗ります。では図2をご覧ください。
まず、ステップ1で根元を空けて中間の黒い部分を塗ります。
ステップ2で根元に明るく反応しすぎないような少し弱い薬を塗っていきます。
ステップ3で毛先を中間の色に合うようなダメージレスで明るくなりすぎないような薬を塗ります。
こうすることによってはじめて根元から毛先までムラなくキレイにカラーリングできます。
白髪染めや初めてのカラーの場合、多少手順が異なる事もありますが基本的な考え方は同じで髪の毛の状態が違うなら違う薬を使います。確かにホームカラーと比べて手間もお金もかかります。でも結果としてダメージ、染まり方は全然違います。これがホームカラーにはないクラッキでカラーしていただくメリットと考えています。
いかがでしたか?もし分りづらい所などがありましたら電話やメールでも結構です、気軽に聞いて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。